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鵜戸神宮

鵜戸の古狛犬

【狛犬】

鵜戸神宮(うどじんぐう)は宮崎県日南市にあり、景勝地としても有名な神社です。すぐそばには青い海が広がっています。お天気が良いと散策するだけで気持ちが軽くなる「ハレ」の場所だと思います。

 

 

鵜戸神宮は初代神武天皇の父である日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)が主祭神で、本殿は岩窟の中にあります。そして、鵜戸神宮本殿にはいわゆる台座に乗ったような狛犬像はありませんでした。

本殿の柱上部には象や麒麟、牡丹などの彫刻がありましたが、その中に狛犬らしき彫刻もありましたのでこれを狛犬だと判断します。おそらく獅子だとは思いますが、口を開けているもの(阿形)と口を閉じているもの(吽形)がありました。ガラケーで撮影したため写真がブレブレですが、仕方がありませんね。

 

 

鵜戸神宮本殿は楼門をくぐってずっと奥にありますが、楼門の横(本殿に向かって左側)に別の入口があります。入ってみると、赤い鳥居が続く階段と、何やら案内板のようなものがありました。

案内板の横に狛犬らしきものがいることに気づいたので適当に携帯で撮影し、後から写真を確認したら「鵜戸の古狛犬」というものでした。200年以上前に造られた狛犬のようです。

鵜戸神宮には何度か行っていますが、境内の中に鵜戸神宮以外の神社があるなんて知りませんでした。

やっぱりゆっくり廻ってみるものですね!

 

 

画像は鵜戸神宮本殿(装飾部分)の狛犬、鵜戸の古狛犬の順番で掲載しています。

鵜戸神宮の境内の様子は「神社」サイトで確認してください。

鵜戸神宮

所在地:宮崎県日南市宮浦3232

撮影日:2012年11月02日

掲載写真:10枚

鵜戸神宮主祭神:日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊

(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)

=神武天皇(初代天皇)の父親

◆鵜戸神宮狛犬(阿形)

鵜戸神宮本殿の側面(向かって右側)、柱の上部に狛犬らしき装飾がありました。

 

逆側(本殿の向かって左側の側面)にあった狛犬と比較すると、おそらくこちらが獅子なのだと思います。口を開けて玉もくわえているので阿形だと判断しました。

◆鵜戸神宮狛犬(吽形)

阿形のちょうど反対側、つまり鵜戸神宮本殿側面(向かって左側)の柱上部に口を閉じた吽形らしき狛犬がいました。阿形とは間違いなく対を為していると思われます。

阿形がおそらく獅子だったので、こちらは狛犬だと思います。

◆鵜戸の古狛犬

鵜戸神宮の境内(楼門を入ってすぐ左側)に鵜戸稲荷神社への入口があります。入口を入ってみると、すぐにこの立札・石碑が目に入ります。

この立札・石碑の右隣りに一体の狛犬がいました。

 

 

 

<立札の文字>

 

一、鵜戸の古狛犬

この狛犬は文政八年(西暦一八二八年)に土砂崩れにより海中に没していたものを引上げ修復したものである

 

一、神武天皇御降誕伝説地

一、鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の西洲(にしのくに)の宮跡地

鵜戸の古狛犬

案内文によると海中から引き上げられた狛犬だそうです。

一体しか存在していない(対のもう一体が存在しない)ので断言はできませんが、口を閉じているので吽形だと思います。

1828年に引き上げられたそうですから、造られてから200年以上は経っているのではないでしょうか。

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【 Jimdo版:鵜戸神宮 】

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